AWA-Blueberryファームが真っ赤です(紅葉しています)!

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今年は例年と比較してもおそらく冷え込みが厳しいのでしょうね(後で、ご説明しますが、紅葉のメカニズムが関係しているみたいです)。
AWA-Blueberryファームのブルーベリーが真っ赤に紅葉して自分で言うのも変ですが、ものすごくキレイになっています!!!

紅葉フェアの時もきれいだったんですが、一部(ラビットアイ系ブルーベリー)が一部赤くなりきれずにいたのですが、今は園全体が真っ赤に染まっています!!!

昨年度はこんなに真っ赤ではなかったので、ひょっとしたら今年は特別なのかも?しれませんね!!

そこで、紅葉のメカニズムですが、紅葉の色づきには日光や気温などの気象条件と、葉の中にある色素(クロロフィルやアントシアニン等)が深く関わっているそうです。
「最低気温が8℃を下回る」日が続くと葉の中でアントシアニンが大勢を占めるようになり、紅葉が進むといわれています。

アントシアニンはブルーベリーにも含まれる赤い色素で、葉の中に含まれていますが、夏の間はクロロフィルという緑色の色素がたくさん作られるため、葉は緑色をしています。
それが秋から冬にかけて、クロロフィルが減って徐々にアントシアニンの割合が増えてくることでだんだん葉が紅く染まっていくらしいですす。
このアントシアニンは日光を浴びることで合成が促進されるため、紅葉にとって日光浴はとても重要らしいです!

紅葉が進んでいくには、葉を紅く染めるアントシアニンを作るため、日光をたくさん浴びることが重要です。
ですが毎日晴れてばかりでは、木も植物なので水分がないと枯れてしまいます。
紅葉に限った話ではありませんが適度な量の雨が、適度な間隔で降ることが大切です。

なぜ「最低気温が8℃を下回る」ことが必要なのでしょうか?
その理由の1つに、「1日の寒暖差が大きいとクロロフィルが分解されやすい」らしいです。
夏場、大量に作られたクロロフィルは秋になり気温が下がってくると分解され始めます。

このとき1日の寒暖差が大きいと分解が良く進み、葉の中でアントシアニンの純度が高くなることで、よりキレイに紅く色づきます。
また寒暖差が大きいことは重要です。
最低気温が10℃を下回らず暖かいとクロロフィルが分解されないため綺麗に紅くならず、逆に最低気温が0℃以下になるなど寒くなりすぎると、葉は黒くなってしまうため「適度な寒さ」が必要です。
その「適度な寒さ」の目安となるのが「最低気温8度」なのです!

徳島市から来た人に話を聞くと、「阿波市土成町位を境に急に寒くなる」とおっしゃる方をよく聞きます。昨年に比べると阿波市はこの「適切な寒さ」がここ最近続いていたと思います。
しかも今年の秋は雨も少なく、光合成を促進する日光浴がブルーベリーが十分できたのでしょうね!
紅葉は秋というイメージがありますが、AWA-Blueberryファームの紅葉は年末にかけてまだまだ見ごろが続きそうです。お時間がある方はご見学に来てみてはいかがでしょうか?

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