Pocket

ブルーベリーの生果実についての一般的な消費者のイメージは「小粒で酸っぱいからジャムにしたほうが良い。」というものではないでしょうか?多分それは旧来の育成方法のブルーベリーを食べていたからでしょう。
旧来の育成方法のブルーベリー観光農園、特に西日本の観光農園の特徴は、粘土質が多く、排水性・通気性・保湿性に問題があります。
元々ブルーベリーは北米原産のツツジ科の落葉温帯果樹です。強い酸性土壌、排水性・通気性・保湿性の良い土壌で育成されてきました。
つまり、土壌環境が決定的に違うのです。強い酸性土壌は西日本だけでなく、日本全国ほとんど存在しないのです。基本的に日本の土壌環境にブルーベリーは向いていないのです。
そのため日本で栽培する場合は、水はけが良くなるような土壌改良をした上で、畝を高くして、土壌を酸性にするピートモスを入れてブルーベリーを植えています。ただこれでも経年劣化で酸性が中和され、腐食してしまうため、原産地土壌が保たれずに、ブルーベリーの育成がままならないので、先に述べたような消費者のイメージがついているのだと考えられます。
AWA Blueberry ファームでは、このような問題点を解決すべく、次の3つの科学的育成方法を採用しています。
①排水性・通気性・保水性を兼ね備えた経年劣化しない人工培地を大きいポットに入れています。
②そこにブルーベリーが好む酸性の肥料をブレンドし、コンピュータにセットして安定的に一日数回液肥として供給しています。
③酸性化アルカリ性かを示す、PHや液肥濃度を定期的に数値チェックすることで、安定的に原産地北米の環境を忠実に再現しています。
このように当ファームで育成されたブルーベリーがいかに甘いかを説明すると、一般的に大半のフルーツの糖度は10~15度くらいですが、晩生種ラビットアイ系ブルーベリーの糖度は16度以上になり、なんとメロンと同等、ひょっとするとそれ以上の甘さなのです。
このように他のブルーベリー観光農園遠は異なる科学的育成方法を採用していますので、今までのブルーベリーとは異なる次元の甘さを体験してください。

Pocket