今回は冷た~く冷やした「冷ブルアイス」を冬ならではのおいしい食べ方をご紹介します。
そこで皆さんにご質問します。人が冷たいものを美味しく感じる温度をご存じですか?それは「0℃~10℃」と言われています。
しか~し、家庭用の冷凍庫内の温度は約-20℃前後です。コンビニやスーパーのアイスショーケースはもちろん、AWA-Blueberryファームのカップアイス「冷ブルアイス」を保存する冷凍庫内の温度も約-20℃前後です。
おいしく感じる温度と実はかなりかけ離れています。
そのままアイスをスプーンですくって口の中へ放り込んでも、残念ながら、「冷たさ」を一番に感じてしまい、おいしさはその後からしか感じないんですよね。
もちろん暑~い真夏ならこの順番で間違いないんですが、今回のテーマは冬でも「冷ブルアイス」をおいしく食べることです。念のため!
参考までに“ハーゲンダッツを美味しく食べる方法”が公式サイトやCMで紹介され、アイス好きな人たちの間で注目を集めていることをご存じですか?
「ふわとろハーゲンダッツ」というテクニックで、「ハーゲンダッツを食べる前に冷凍庫から冷蔵庫に移し、“1時間”待ってふわとろ食感にさせてから食べる」というものです。
なんでアイス1個を食べるのに1時間待テクニックを推奨しているのでしょうね?それは「ソフトクリーム」の温度と関係があるからだということをご存じでしたか?
実は、先ほどの「ふわとろハーゲンダッツ」のテクニックで解凍した「アイスクリーム」の温度と「ソフトクリーム」の温度は“-7℃前後”でほぼ同じなんです。
ソフトクリームって、とっても甘さを感じますよね? 美味しさを感じる「0℃~10℃」の範囲にもかなり近づくこの温度なら、アイスクリームの味をしっかり楽しむことができます。
ということで、「冷ブルアイス」を美味しく食べられる温度として「-7℃前後」を目指すことにしましょう。
今回は、「冷ブルアイス」を「5分間」で美味しくさせてソフトクリームのような食感にさせてしまうメソッドをご紹介します。
<準備するもの>
・熱湯(沸騰熱々90~100℃前後)
・使用済みカップ麺(フタの面積が広くて、蓋がプラスチック製のものをオススメします。今回はおすすめ、徳島名物の徳島製粉さんの金ちゃんヌードルを使います)
・「冷ブルアイス」
<やり方>
- 使用済みカップ麺にお湯を注ぐ
- 使用済みカップ麺の蓋の上に、カップアイスの底部分を置いて1分30秒待つ。※「冷ブルアイス」内ブタのフィルムは剥がさない
- カップアイスの上下をひっくり返し、フィルム面を置いてさらに3分30秒待つ。
これだけで食べごろに!
実は電子レンジを使用してアイスクリームを溶かすと、外側だけが液状になってしまい、外側と内側の温度差が生じて美味しさを損ないます。
一度こうなると、元の食感や美味しさには二度と戻せず、「冷ブルアイス」がかわいそうです。
今回ご紹介した方法のポイントは、外側と内側の温度を一定にさせながら解凍できることです。
この方法なら、「冷ブルアイス」を優しく包みながら温めてくれるため、液状化させないようにまんべんなく温度を上げていくことができます。
みなさんダマされたと思ってお試しください。ちなみに以前ご紹介した「生ブルアイスを美味しく食べるコツについて」もご参照ください~